大学基準協会公式note

大学の評価を行っている公益財団法人大学基準協会の公式アカウントです。「もっと身近に」「もっとわかりやすく」をモットーに、大学のことや私たちの取組み等を発信していきたいと思います。

JUAA職員によるブックレビュー

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JUAA職員によるブックレビュー#9

 ブックレビュー9回目は、評価研究部の田代がお届けします。  大学設置基準が大綱化された2年後の1993年に、大学基準協会に入局しました。  当協会が市ヶ谷防衛省正門前に所在していたことを知っている数少ない1人です。  さて、苅谷先生は今や国際的に活躍する教育学者ですが、1994~1995年には当協会の広報委員会委員を務めていただいていました。  本書は、いわゆる「ゆとり教育」政策を批判する書籍の1冊ですが、本質的には、ものごとを決定し実行するうえで、何を大切にすべきなのか

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JUAA職員によるブックレビュー#8

 総務部総務課の馬場と申します。十年前に異業種から本協会に転職してきましたが、仕事内容は変わらず管理部門一筋で、大学業界については未だに分からないことも多い。そんな本協会のキャラクテールを自認する私は、これまでとは少し趣向を変え、フィクション(小説)をご紹介したいと思います。  もはやタイトルからしてやられた感のある本作の主人公は、京都のとある大学の3年生で、今風にいうところの「非リア」です。  主人公は、「見る人をやきもきさせるおんぼろぶりはもはや重要文化財の境地」であ

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JUAA職員によるブックレビュー#7

 今回のブックレビューを担当する総務部総務課の椹木と申します。いわゆる「管理部門」の役割を担う総務部で、人事業務など法人運営に関わる業務を行っています。  さて、この業界で働いていると、様々なシチュエーションで「大学のあり方」について考えさせられますが、今回は採用業務を担当する人事担当者としての視点から、こちらの本を紹介したいと思います。  著者は社会心理学者の加藤諦三氏。長寿ラジオ番組『テレフォン人生相談』のパーソナリティとしてご存知の方も多いかもしれません。  本書は

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JUAA職員によるブックレビュー#6

皆様はじめまして。 去年の9月から本協会に入局し、総務部総務課に在籍しております、加々美と申します。 今回私が紹介する本はこちらです。 本書は、パレスチナ出身でのちにアメリカに移住した文学批評家である、エドワード・W・サイード氏(以下「サイード」という)により1993年に行われた講演をまとめたものです。 標題に「知識人」と銘打たれていますが、本書の内容は、直接、学問や高等教育のみについて言明するものではなく、むしろ政治的な理念等が込められた自伝的な講演としてまとめられ

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基準協会コラム

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大学評価結果における「長所」の意義

 このコーナーでは、70年以上にわたる大学基準協会の歴史が詰まったアーカイブズ資料の一部を紹介しながら、本協会の職員がこれまでの活動やその裏にある想い等を考察し、みなさんにお伝えしていきます。  なお、本記事は、広報誌『じゅあ JUAA』(第66号/2021年3月)に掲載した「基準協会コラム」の内容を一部修正し、再掲したものです。  大学基準協会(以下、「本協会」という。)の大学評価(認証評価)では、ピア・レビューの大原則のもと、各大学の理念・目的に即して大学の諸側面を評価

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大学基準協会におけるピア・レビューの原点

 このコーナーでは、70年以上にわたる大学基準協会の歴史が詰まったアーカイブズ資料の一部を紹介しながら、本協会の職員がこれまでの活動やその裏にある想い等を考察し、みなさんにお伝えしていきます。  なお、本記事は、広報誌『じゅあ JUAA』(第65号/2020年10月)に掲載した「基準協会コラム」の内容を一部修正し、再掲したものです。  大学基準協会(以下、「本協会」という。)にてこれまで行ってきた評価では、大学の教育・研究活動や管理運営に直接責任を負っている大学教職員を評価

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創設期におけるアクレディテーションの 導入過程とその後の軌跡

 このコーナーでは、70年以上にわたる大学基準協会の歴史が詰まったアーカイブズ資料の一部を紹介しながら、本協会の職員がこれまでの活動やその裏にある想い等を考察し、みなさんにお伝えしていきます。  なお、本記事は、広報誌『じゅあ JUAA』(第64号/2020年3月)に掲載した「基準協会コラム」の内容を一部修正し、再掲したものです。  認証評価が第3サイクルを迎えて、これまでの評価の実績から、大学基準協会(以下、「本協会」といいます。)は大学の評価機関であるということが社会的

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大学基準にみる大学と社会

 このコーナーでは、70年以上にわたる大学基準協会の歴史が詰まったアーカイブズ資料の一部を紹介しながら、本協会の職員がこれまでの活動やその裏にある想い等を考察し、みなさんにお伝えしていきます。  なお、本記事は、広報誌『じゅあ JUAA』(第63号/2019年10月)に掲載した「基準協会コラム」の内容を一部修正し、再掲したものです。  昨今、大学が社会の変化や社会の要請に目を向けることが重要とされており、これは中央教育審議会がとりまとめた『2040年に向けた高等教育のグラン

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大学の特長、ココにあり!

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大学の特長、ココにあり!#3    龍谷大学における仏教の観点から見たSDGsに関する取組み

取材にあたって 龍谷大学は、浄土真宗の精神を建学の精神とし、2019年の創立380周年にあたり「自省利他」を行動哲学として掲げています。SDGsと仏教を結び付けた「仏教SDGs」という独自のアプローチで「誰一人取り残さない」持続可能な社会に向けた多様な取り組みを推進しています。今回は、この「仏教SDGs」の主要な取組みである「ソーシャル企業認証制度」と「社会起業家育成プログラム」について取材しました。 ※SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Develo

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大学の特長、ココにあり!#2   「沖縄大学で学ぶ意義」を考える教育

取材にあたって 戦後、アメリカの支配下にあった沖縄において、さまざまな苦難を乗り越えて設立された沖縄大学では、「沖縄大学憲章『地域共創・未来共創の大学へ』」という理念を基に、地域社会に貢献することのできる人材を育成するための教育活動が行われています。  その中でも、2005年度から開講している「沖縄大学論」では、「地域共創・未来共創」を目指した今後の大学のあり方を考えることを通じて、「沖縄大学で学ぶ意義」という視点から大学の理念・目的を学生に伝えていく独自の授業が実践されてい

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大学の特長、ココにあり!#1    日本女子大学における「社会で自立した女性」を目指す教育 前編

 本協会の大学及び短期大学等の評価は、大学・短期大学の教職員、その他高等教育関係者の方々によって行われています。  このコーナーでは、そうした評価の結果において、大学関係者が認めた優れた教育活動等について、評価結果の内容をさらに深掘りして、皆様にご紹介していきます。  今回は、女子高等教育機関として先駆的な取組みが見られる日本女子大学へ取材させていただきました。 取材にあたって 日本女子大学では、創立者成瀬仁蔵の男女平等の想いが表れている「女子を先ず人として、第二に婦人とし

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大学の特長、ココにあり!#1    日本女子大学における「社会で自立した女性」を目指す教育 後編

前編の記事 学びの特色2「リカレント教育課程」お話しいただく方 日本女子大学 文学部 日本文学科、生涯学習センター所長 坂本 清恵 教授 「リカレント教育課程」の設置経緯――もう一つの特色である「リカレント教育課程」について、どのような経緯で設置されたのでしょうか? 坂本教授(以下、「坂本」):「リカレント教育課程」は2007年の9月に設立されました。設立当時は、女性が大学を卒業して就職したにもかかわらず、結婚、出産によって離職せざるを得ないという状況がありました。また、

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特集:大学基準協会とは?

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(3)大学基準協会の今後

 このコーナーでは、「大学基準協会とはどのような団体なのか?」という疑問を深く掘り下げ、本協会の成り立ちや取組み等について迫っていきます。  最後となる第3回目は、前回に引き続き本協会の若手職員が事務局長に、「大学基準協会のこれから」についてインタビューしました。評価事業や国際化事業などの今後の展望等についてお伝えしていきます。 評価事業について――本協会の評価活動は今後どのような方向に展開されていくのでしょうか? 工藤事務局長(以下、「工藤」):現在の大学改革の主要なテー

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(2)大学基準協会の現在

 このコーナーでは、「大学基準協会とはどのような団体なのか?」という疑問を深く掘り下げ、本協会の成り立ちや取組み等について迫っていきます。  第2回目は、前回に引き続き本協会の若手職員が事務局長に、「大学基準協会の現在」についてインタビューしました。主な事業である大学評価に焦点を当て、詳細をお伝えしていきます。 前回の記事 評価活動を開始した経緯――現在、大学基準協会といえば大学の評価機関というイメージが強いですが、いつどのような目的で評価活動を開始したのでしょうか? 工

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(1)大学基準協会の成り立ち

 このコーナーでは、「大学基準協会とはどのような団体なのか?」という疑問を深く掘り下げ、本協会の成り立ちや取組み等について迫っていきます。  本協会の原点を知ることで、私たちが今も大切にしている大学への「想い」がわかります。  第1回目は、昨年度入局した本協会の若手職員が事務局長に、「大学基準協会の成り立ち」についてインタビューしました。 本協会の設立の経緯――大学基準協会はどのようにして設立されたのでしょうか? 工藤事務局長(以下、「工藤」):戦後の日本では、アメリカの占

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