大学基準協会公式note

大学の評価を行っている公益財団法人大学基準協会の公式アカウントです。「もっと身近に」「もっとわかりやすく」をモットーに、大学のことや私たちの取組み等を発信していきたいと思います。

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マガジン

  • 3分で知る!大学の今

    社会や経済が急激に変化する中で、大学における教育研究のあり方も大きく変化しています。「3分で知る!大学の今」と題した本マガジンでは、評価を通じて多くの大学を見て来た大学基準協会職員が、変化する大学の「今」をわかりやすくお伝えしていきます。

  • 大学の特長、ココにあり!

  • JUAA職員によるブックレビュー

  • 大学基準協会と私

    大学基準協会で役員や委員会委員を務めた方や、研修修了者等で本協会の活動に長く関わる方に、これまでの仕事を振り返りながら、本協会の活動の意義や期待することなどについて執筆していただきます。

  • 1000分の1の出会いのために

    数多ある大学の中から、将来を夢見ながら、興味・関心や条件などで志望校を選んでいく。それは、輝かしい大学生活に向けた「はじめの一歩」である…このマガジンでは、大学の裏側にも迫りながら、受験生の「大学選び」のヒントとなる様々な情報をお伝えしていきます。受験生以外の方にも、イマドキの大学選びについて考えるきっかけになれば幸いです。

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最近の記事

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大学基準協会、noteはじめます。

 はじめまして。大学基準協会と申します。  私たちは、大学等の評価を行っている団体で、1947年の設立以来、これまで70年以上にわたって、大学のために、ひいては学生のために、「大学をより良くしたい!」という強い想いで大学を支援してきました。  私たちの理念に賛同してくださっている会員大学は、日本の全大学の半数以上に上ります。ただ、私たちの活動は、まだまだ世の中の人に知られていないというのが現状です。  そこで今回、このような私たちの活動をもっともっと多くの方々に知ってい

    • 季節はずれの「サクラサク」~入試のハイシーズンが秋に?!|3分で知る!大学の今 #7

      秋に「サクラサク」? 昭和30年代に始まった、大学の合格を報せる電報の文面「サクラサク」は、大学入試の合格発表が2月から3月に行われることに由来し、現在でも合格を示す慣用句として用いられています。しかし、最近は、秋に行われる入試での入学者が増えているので、「サクラサク」が季節外れになってしまうことも多いようです。昨今の大学入試では何が起こっているのでしょうか? 入学者の半数以上は、年内に合格が決定! 大学入試の形態は、大きく3つに分けられます。従来型の「一般選抜」(主に筆記

      • 広島市立大学における、学生参画の「カリキュラム・コンサルティング」を通じた教育改善|大学の特長、ココにあり!#22

        今回取材する取組みについて本協会の大学評価では、以下のように評価し、「長所」として取り上げています。 お話しいただく方  広島市立大学について――はじめに、広島市立大学の基本理念について教えてください。 山咲(敬称略):広島市立大学は、建学の基本理念として「科学と芸術を軸に、世界平和と地域に貢献する国際的な大学」を掲げています。本学はこの建学の基本理念を踏まえ、国際学部と情報科学部、芸術学部の3学部で1994年に開学しました。もともと広島市内にあった広島大学が市外に移

        • 『大学授業で対話はどこまで可能か: 「21世紀の教養教育」を求めて 』【ブックレビュー#44】

           こんにちは。評価研究部の原です。今回のブックレビューでは、今年9月に本協会が開催したスタディ・プログラム(正会員対象)で講師を務められた澁川幸加先生(中央大学)が参加者にお勧めされていた一冊を取り上げます。大学での授業が現在どのように行われているのかという純粋な興味から、読んでみることにしました。 はじめに 本書は、京都産業大学のキャリア教育科目「キャリア・Re-デザイン」の授業実践が紹介されたものです。この科目の受講対象者は、「低単位学生」と呼ばれる学生たちです。本書は

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        • 3分で知る!大学の今
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          44本
        • 大学基準協会と私
          3本
        • 1000分の1の出会いのために
          4本
        • 基準協会コラム
          13本

        記事

          大学基準協会と私 #3|寺﨑 昌男(東京大学・立教大学・桜美林大学 名誉教授)

           大学基準協会の事務局を初めて訪ねてから60 年以上が経っている。あのころ私は東大の大学院博士課程の院生だった。訪問の動機は、戦後新制大学成立過程研究を始めようとされている指導教官のお手伝いをするためであり、事務的なものに過ぎなかった。1959 年秋のことである。  当時スタンフォード大学と東大教育学部の共同研究が企画されていて、私はその助手の一人として、日本の高等教育改革を展望する研究を手伝う仕事に就いていた。指導教官の海後宗臣教授(故人)から「大学基準協会という場所に行っ

          大学基準協会と私 #3|寺﨑 昌男(東京大学・立教大学・桜美林大学 名誉教授)

          オープンキャンパスで、大学を肌で感じよう!【拓殖大学・後編】|1000分の1の出会いのために #4

           このマガジンの第1回目の記事で、大学を選ぶためには、広い視野を持ち、いろいろな情報にあたり、比較検討してほしいことをお伝えしました。  4回目のこの記事では、前回の記事で紹介した拓殖大学のオープンキャンパスについて、学生や職員にインタビューした様子をお届けします。 学生インタビューお話を伺う方 オープンキャンパスでの学生の活躍――笹目さんは、「拓殖人材の証明」という企画で、学生生活で培った「専門性」についてプレゼンされていました。私たちも聞かせていただきましたが、堂々と

          オープンキャンパスで、大学を肌で感じよう!【拓殖大学・後編】|1000分の1の出会いのために #4

          オープンキャンパスで、大学を肌で感じよう!【拓殖大学・前編】|1000分の1の出会いのために #3

           このマガジンの第1回目の記事で、大学を選ぶためには、広い視野を持ち、いろいろな情報にあたり、比較検討してほしいことをお伝えしました。  3回目となる今回は、前回に引き続き、オープンキャンパスをご紹介します。伺ったのは、東京都文京区にある、拓殖大学(文京キャンパス)です。 気になる大学を見つけたら…まずは、予約! 拓殖大学の場合、HPの「受験生サイト」に「オープンキャンパス特設ページ」があります。ここに、キャンパスツアーや説明会などのイベントのタイムスケジュールも掲載されて

          オープンキャンパスで、大学を肌で感じよう!【拓殖大学・前編】|1000分の1の出会いのために #3

          2024年度大学進学セミナー 開催報告

           2024年9月28日(土)に、大学進学セミナーをオンラインで開催しました。  同セミナーは、高校の先生方に、大学のことや大学評価のことを知っていただくことを目的に、昨年度から開催しています。  2回目となる今回は、「高校と大学を結ぶ入試で、何が起きている?~高大接続改革における大学入試の実態~」をテーマに、3名の講師から講演をいただきました。 当日のお話 はじめに、近年の大学入試の実態や志願者の傾向について説明があった後、新課程共通テストでは「情報Ⅰ」等が新たに出題される

          2024年度大学進学セミナー 開催報告

          『教養を深める 人間の「芯」のつくり方 』【ブックレビュー#43】

          はじめに みなさんこんにちは。評価研究部国際企画室の伴野です。  皆さんは、自分に教養があると思いますでしょうか。  「自分には教養がある。」と自信を持って言える人はなかなかいないと思います。  また、本当に教養のある人がそういう発言をするかというと、懐疑的です。  そこで、「教養」を辞書で引いてみると、「学問、知識などによって養われた品位」と書かれていました。  つまり、「自分には教養がある。」と自分で言える人は、「自分には品がある。」と言っていることと同義とも言えます。品

          『教養を深める 人間の「芯」のつくり方 』【ブックレビュー#43】

          座談会~「総合的な探究の時間」を高校生の進路に生かしていくためには~

          出席者 川嶋 太津夫 氏( 大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター長) 野平 博司 氏(東京都市大学入学センター長) 宮本 久也 氏(全国高等学校長協会事務局長) 小林  浩 氏( 司会:本協会広報委員会委員、リクルート『カレッジマネジメント』編集長) ※ご所属・肩書等は座談会当時のもの 「総合的な探究の時間」に対する高校、大学それぞれの対応状況――2022 年度に導入された現在の高校学習指導要領では、新たに「総合的な探究の時間」が必修科目として加わり、20

          座談会~「総合的な探究の時間」を高校生の進路に生かしていくためには~

          東北福祉大学における、高校から大学への橋渡しとなる「リエゾン教育プログラム」|大学の特長、ココにあり!#21

          今回取材する取組みについて本協会の大学評価では、以下のように評価し、「長所」として取り上げています。 お話しいただく方  東北福祉大学の設立の経緯と建学の精神・教育理念について――まずは、東北福祉大学の設立の経緯について、建学の精神も踏まえて教えてください。 学長 千葉公慈先生(以下、「千葉(公)」(敬称略、他の方も同様):東北福祉大学は、1962年に曹洞宗の教えのもとに創立された大学です。本学は1875年に前身である曹洞宗専門学支校が創立されて以来、「行学一如(ぎょう

          東北福祉大学における、高校から大学への橋渡しとなる「リエゾン教育プログラム」|大学の特長、ココにあり!#21

          オープンキャンパスで、大学を肌で感じよう!【静岡県立大学編】|1000分の1の出会いのために #2

           このマガジンの第1回目の記事で、大学を選ぶためには、広い視野を持ちいろいろな情報にあたり、比較検討してほしいことをお伝えしました。大学を知る方法の1つとして「オープンキャンパス」が挙げられますが、オープンキャンパスに行くとどのようなことがわかるのでしょうか。そして、大学は受験生に何を伝えたいと考えているのでしょうか。  今回は、静岡県立大学国際関係学部のオープンキャンパス(2024年8月9日(金)開催)についてご紹介します。地震の影響で現地取材がかないませんでしたが、後日

          オープンキャンパスで、大学を肌で感じよう!【静岡県立大学編】|1000分の1の出会いのために #2

          『文系と理系はなぜ分かれたのか』【ブックレビュー#42】

          はじめに みなさんこんにちは、総務部総務課の椹木です。突然ですが、みなさんはご自身のことを「文系」だと思いますか?それとも「理系」だと思いますか?私は「超」の付く文系人間で、小学生の段階ですでに「自分は文系だ」と思っていました。多くの高校では、2年生あるいは3年生に進級するにあたって、文理を選択することになりますが、私は一考の余地なく文系クラスに進み、「もう数学を一生やらなくていいんだ…!」と無邪気(何も考えず)に喜んでいたことを覚えています。  と、このように、日本では文

          『文系と理系はなぜ分かれたのか』【ブックレビュー#42】

          変わる!つながる!高校教育・大学教育・大学入試~高大接続改革の取組み~|3分で知る!大学の今 #6

          高大接続改革~「確かな学力」を身に付けるために~ 今から10年前の2014年、これからの時代を生きる若者が豊かで幸せな人生を歩めるよう、文部科学省の中央教育審議会*では、高校教育、大学教育、そしてそれらをつなぐ大学入試の改革を進める必要性を「答申」で示しました**。この答申は「高大接続改革答申」と呼ばれていますが、ここに、「確かな学力」を身に付けるための教育を小学校から大学まで一貫して行うよう、方策が示されています。 *中央教育審議会:文部科学省に設置された日本の教育につい

          変わる!つながる!高校教育・大学教育・大学入試~高大接続改革の取組み~|3分で知る!大学の今 #6

          『何者』【ブックレビュー#41】

           2度目の登場となる、総務部の馬場と申します。アカデミックな書籍の紹介は他の職員に任せるとして、私は前回に引き続き、今回もフィクション(小説)をご紹介したいと思います。 【就職活動で露呈する脆さと「痛さ」】 今さらながらの超有名作です。第148回直木三十五賞受賞作。著者の朝井リョウ氏が戦後最年少での受賞ということもあって、文学界を飛び越えて巷で話題になった記憶があります。ですが、すみません、私は読んだことがありませんでした。お恥ずかしい。  本作は就職活動の仕組みや大変さ

          『何者』【ブックレビュー#41】

          チャータリングとは?アクレディテーションとは?              ~それぞれの歴史からルーツを探る~

           「チャータリング」、「アクレディテーション」。突然ですが、皆さんはこれらの言葉を聞いたことがありますか? 正直申し上げると、私はこの業界に入るまで聞いたことがありませんでした(笑)また、この記事をお読みいただいている方の中には、大学関係者の方もいらっしゃると思いますので、そうした方にとってはアクレディテーションという言葉は馴染みのあるワードかもしれません。  今回私が基準協会コラム#13でご紹介するのは、本協会が実施するアクレディテーションと、歴史的に深い縁で結ばれている

          チャータリングとは?アクレディテーションとは?              ~それぞれの歴史からルーツを探る~