大学基準協会公式note

大学の評価を行っている公益財団法人大学基準協会の公式アカウントです。「もっと身近に」「もっとわかりやすく」をモットーに、大学のことや私たちの取組み等を発信していきたいと思います。

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      大学基準協会で働く職員は日々どのような仕事をしているのでしょうか?そんな疑問にお答えするため、「JUAA職員の仕事」では、各職員の担当業務の紹介やそれぞれの仕事の思い出、仕事に対する考えなどをインタビュー形式でお届けします。

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      本協会にまつわるさまざまな情報をお届けしていきます。

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    大学基準協会、noteはじめます。

     はじめまして。大学基準協会と申します。  私たちは、大学等の評価を行っている団体で、1947年の設立以来、これまで70年以上にわたって、大学のために、ひいては学生のために、「大学をより良くしたい!」という強い想いで大学を支援してきました。  私たちの理念に賛同してくださっている会員大学は、日本の全大学の半数以上に上ります。ただ、私たちの活動は、まだまだ世の中の人に知られていないというのが現状です。  そこで今回、このような私たちの活動をもっともっと多くの方々に知ってい

      • 大学の特長、ココにあり!#12「武蔵大学における産学連携による学部横断型のゼミナール・プロジェクト」

        取材にあたって 武蔵大学では、「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を建学の三理想として掲げ、この理想に基づいた人材育成を行うための教育研究活動が展開されています。  今回は、学部が異なる学生同士が協働し合い、各々が持つ専門知識を活かしながら企業からの課題に取り組むことを通じて、社会で活躍していくために必要となる多様な視点を身につけることを目的とした「学部横断型課題解決プロジェクト(学部横断型ゼミナール・

        • JUAA職員によるブックレビュー#24

           こんにちは。評価事業部評価第2課の本宮と申します。これまで、総務、大学評価を経て現在は専門職大学院認証評価及び分野別評価の業務に携わっております。  私は学生時代、女子大に通っていました。大学では日本史を専攻しており、世間のイメージでいう「女子大の華やかさ」とは距離を置いたところにおりましたが、結構居心地が良かった思い出があります。はたから見ると特殊な環境に見えますが、必然的に学内のあらゆることを女性だけで対応するため、当事者としては男性・女性という性差をそれほど意識してお

          • 専門分野別の評価における基準の変遷と伝統

             大学基準協会(以下、本協会という。)では、大学・短期大学を対象にした機関別認証評価のほか、専門職大学院を対象とした専門職大学院認証評価や特定の分野を対象とした分野別評価も行っています。  機関別認証評価が大学・短期大学を包括的に評価するのに対し、専門職大学院認証評価と分野別評価は、教育プログラムを評価するものとして、各学部や研究科等における取組みにフォーカスしており、それぞれの分野の特性に合わせて異なる評価基準を用いています。  これらで用いられる分野ごとの基準は、本協会が

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          • 特集:もっと知りたい!教えて、大学評価のこと!
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            JUAA職員の仕事 #5 企画・調査研究課編

            職員自己紹介Q:まずは2人の本協会での経歴、現在の担当業務を教えてください。 M課長:私は、新卒で入局し、大学や専門職大学院の認証評価業務を担当した後、長年、企画・調査研究課の仕事に携わってきました。  企画・調査研究の業務は非常に幅広く、「企画」という部分では、本協会の評価システムの設計に関する検討や高等教育政策に関する意見書の取りまとめ、「調査」という部分では、協会内の大学評価研究所で実施する調査研究の企画及びその実施があります。  また、調査研究の成果を社会に公表する

            JUAA職員によるブックレビュー#23

             こんにちは。評価事業部評価第1課の新海と申します。  入職後5年間、大学と短期大学の評価を担当してきました。  今回私が選んだ本はこちらです。  私は大学では政策学を学んでいたのですが、もともと心理学やカウンセリングというものにも興味があり、今回こちらの本を手に取ってみました。  本書は、大学で学生相談を担うカウンセラーの方々が書かれた本です。  大学に入ることが特別なことではなくなった今、受験生は世の中にあふれる多くの情報にアクセスし、自分の行きたい大学を選んでいる

            大学の特長、ココにあり!#11「近畿大学における地域や企業の特色を生かした産官学連携の積極的展開」

            ※「産官学連携」・・・企業(産)・行政(官)・大学等(学)が連携して研究開発や商品開発等を行うこと 取材にあたって 近畿大学では、「実学教育」と「人格の陶冶」という建学の精神に基づき、社会連携や社会貢献につながる産官学連携が積極的に展開されています。  今回は、養殖産業の発展に寄与するクロマグロの養殖や、地元企業と連携した商品開発、そして、それらを管轄する「リエゾンセンター」の取組みを中心にお伺いしました。 今回取材する取組みについて(2021年度「近畿大学に対する大学評

            広報誌『じゅあ』における「高等教育トピック」を振り返って

             本協会では、会員大学の教職員や大学教育に関心のある一般の方向けに、広報誌『じゅあ』(以下、『じゅあ』といいます。)を年2回(3月・9月)刊行しています。  『じゅあ』では、毎号「高等教育トピック」と題し、その時々の大学教育において話題となっているトピックを取り上げ、その分野に精通した大学の教職員やその他教育関係者の声を記事として掲載しています。  筆者は、2020年度に入局し、現在まで『じゅあ』の編集を担当してきました。私が編集に携わり始めた時期はちょうどコロナ禍の真っ

            JUAA職員によるブックレビュー#22

             こんにちは。評価事業部 評価第1課の中村と申します。入局して10年以上、本協会が実施するさまざまな評価事業に携わってきました。現在は、機関別認証評価(大学評価、短期大学認証評価)の担当をさせていただいています。  私は、学生時代に日本常民文化を専攻しており、人々の生活の中に残る文化から歴史を考察するため、さまざまな場所へフィールドワークに行きました。多くの人にインタビューをするなかで、どうしたら客観的に分析できるかが私にとっての大きな課題となりました。そんなとき、「質的研究

            本協会が所蔵する書籍、雑誌等について

             今年もあと残りわずかですね…。  今年最後の記事は本協会が所蔵している書籍、雑誌等についてです。    本協会は大学の評価機関というイメージが強いかもしれませんが、前回記事で「大学評価研究所」についてご紹介したとおり、長年にわたって高等教育に関する調査研究活動に取り組んできた歴史があり、研究機関としての側面も持ち合わせています。現在本協会には、国内外問わず高等教育に関するさまざまな書籍が10,000冊以上所蔵されており、国内外の定期刊行物も多数取り寄せています。そうした書籍

            JUAA職員の仕事 #4 総務課編

            職員自己紹介Q:まずは2人の本協会での経歴や担当業務を教えてください。 B部長:私は2011年に入局して、今年で12年目を迎えます。もともと公益性の高い仕事を通じて、世のため、人のために働くことにやりがいを感じており、以前も他の公益法人に勤めていましたが、縁あって本協会で働くことになりました。今年度から総務部長として、部内の総務課と総務企画課を統括する立場になりましたが、入局から昨年度まで長らく総務課で仕事をしていましたので、今回の座談会では総務課職員としてのお話ができれば

            JUAA職員によるブックレビュー#21

             こんにちは。総務部総務課の坂上と申します。総務課にて、主に法人運営や人事関係の業務を担当しております。  ブックレビューもついに20回を超えましたね。今回は、近年大学教育の話題でよく耳にするリベラルアーツについて取り上げます。言葉は知っているけれど、実際の大学においてどのように扱われているかイメージが沸きにくい人もいるかもしれません。  そこで、こちらの本を紹介します。  本書は、リベラルアーツ教育研究者の中村氏がリベラルアーツを学ぶ意味についてその源流となった諸賢人

            大学の特長、ココにあり!#10「金沢大学におけるグローバル人材の育成に向けた取組み」

            取材にあたって 金沢大学では、「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」という大学の理念に基づいた教育活動が展開されており、2014年からは、こうした理念に基づく教育方針として、グローバル人材育成のためのKUGSが策定され、2016年から本格的にさまざまな取組みが始動しました。  今回は、そのKUGSに基づいた、カリキュラムの特徴や、入学志願者のスキルを多面的に評価する特別入試、学生が相談しやすい環境を整備するためのKUGSサポートネットワーク等、グローバル人材としての成長を

            #4 大学評価に関する素朴な疑問

            はじめに 大学関係者ではない一般の人々にとって、大学評価というのは、まだあまり馴染みのないものではないかと思います。友人や知り合いに何の仕事をしているのか聞かれた時、概略を説明しても、「評価をして大学をランキングしているの?」とか、「問題のある大学を見つけ出すために評価をしているの?」などと聞かれることも珍しくありません。そこで今回は、よく聞かれる大学評価についての5つの質問についてお答えします。 Q1.大学評価は何のために行うの? 簡単に言えば、優れた点はさらに伸ばし、課

            JUAA職員によるブックレビュー#20

             評価研究部の原と申します。2004年に入局して、総務→認証評価→国際化と、各部署を転々として働いております。  さて、新設された国際企画室に異動して、早5年。このブックレビューを書くにあたり、自分の業務の振り返りも兼ねて、『大学評価の国際化』(財団法人大学基準協会企画・編集)(エイデル研究所、2003年)という本を選びました。  こちらは、内定通知を受け取った後しばらくして大学基準協会から送付されてきた書籍の1冊でした。入局前に、所属先のことを学ぶようにということで送られ

            JUAA職員によるブックレビュー#19

             評価事業部評価第1課の串田と申します。主に大学評価に係る業務を担当しています。  本協会の大学評価では、毎年9月から10月にかけて、評価申請大学を対象とした実地調査を2日間かけて行います。現在このシーズンが佳境を迎えています。  実地調査では、評価の正確性や妥当性を高めるために、大学関係者と評価者の面談等を通じて、必要な情報や資料を収集していきます。そのなかでは、人と人の対話において相手から何を引き出せるかということがとても重要だと感じています。そのため、今回はこのような