大学基準協会公式note

大学の評価を行っている公益財団法人大学基準協会の公式アカウントです。「もっと身近に」「もっとわかりやすく」をモットーに、大学のことや私たちの取組み等を発信していきたいと思います。

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    • 大学の特長、ココにあり!

    • JUAA職員の仕事

      大学基準協会で働く職員は日々どのような仕事をしているのでしょうか?そんな疑問にお答えするため、「JUAA職員の仕事」では、各職員の担当業務の紹介やそれぞれの仕事の思い出、仕事に対する考えなどをインタビュー形式でお届けします。

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      本協会にまつわるさまざまな情報をお届けしていきます。

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    固定された記事

    大学基準協会、noteはじめます。

     はじめまして。大学基準協会と申します。  私たちは、大学等の評価を行っている団体で、1947年の設立以来、これまで70年以上にわたって、大学のために、ひいては学生の…

    大学の特長、ココにあり!#13「フェリス女学院大学における実社会に即した『リベラル・アーツ教育』の展開」

    取材にあたって フェリス女学院大学では、大学の目的及び使命を「キリスト教を教育の基本方針となし、学問研究及び教育の機関として、女子に高度の教育を授け、専門の学問…

    祝!「大学基準協会note」2周年~2年間の記事を振り返って~

     「大学基準協公式note」は2021年5月28日の開設から早いもので丸2年を迎えました。これもひとえに応援してくださる皆様、記事掲載に協力してくださった皆様のおかげです…

    JUAA職員によるブックレビュー#26

     評価研究部企画・調査研究課の荒川と申します。昨年入局し、評価に関するシンポジウム等の企画や各種調査研究を行っております。  今回ご紹介させて頂く本は、コロナ禍…

    JUAA職員の仕事 #6 国際企画室編

    職員自己紹介Q:まずは2人の入局のきっかけを教えてください。 H室長:これまでの方々と同じような話ではありますが、大学のキャリアセンターで求人票を見つけて、大学…

    JUAA職員によるブックレビュー#25

     評価事業部評価第1課の若林と申します。入局以来、一貫して大学評価に関わる業務に従事しております。  今回私が紹介させていただく本はこちらです。  この本を選ん…

    2022年度の大学評価について―評価結果の分析(ダイジェスト版)―

    申請大学の状況 2022年度の大学評価では、公立・私立の合計50大学から申請があり、そのうち私立大学からの申請が94.0%を占めています。  また、今年度は、2~4学部を…

    「大学の特長、ココにあり!」を振り返って

    「大学の特長、ココにあり!」とは? 「大学基準協会公式note」では、「大学の特長、ココにあり!」と題して、本協会が行っている大学評価の結果において、「長所」となっ…

    大学の特長、ココにあり!#12「武蔵大学における産学連携による学部横断型のゼミナール・プロジェクト」

    取材にあたって 武蔵大学では、「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を建学の三理想として…

    JUAA職員によるブックレビュー#24

     こんにちは。評価事業部評価第2課の本宮と申します。これまで、総務、大学評価を経て現在は専門職大学院認証評価及び分野別評価の業務に携わっております。  私は学生…

    専門分野別の評価における基準の変遷と伝統

     大学基準協会(以下、本協会という。)では、大学・短期大学を対象にした機関別認証評価のほか、専門職大学院を対象とした専門職大学院認証評価や特定の分野を対象とした…

    JUAA職員の仕事 #5 企画・調査研究課編

    職員自己紹介Q:まずは2人の本協会での経歴、現在の担当業務を教えてください。 M課長:私は、新卒で入局し、大学や専門職大学院の認証評価業務を担当した後、長年、企…

    JUAA職員によるブックレビュー#23

     こんにちは。評価事業部評価第1課の新海と申します。  入職後5年間、大学と短期大学の評価を担当してきました。  今回私が選んだ本はこちらです。  私は大学では…

    大学の特長、ココにあり!#11「近畿大学における地域や企業の特色を生かした産官学連携の積極的展開」

    ※「産官学連携」・・・企業(産)・行政(官)・大学等(学)が連携して研究開発や商品開発等を行うこと 取材にあたって 近畿大学では、「実学教育」と「人格の陶冶」と…

    広報誌『じゅあ』における「高等教育トピック」を振り返って

     本協会では、会員大学の教職員や大学教育に関心のある一般の方向けに、広報誌『じゅあ』(以下、『じゅあ』といいます。)を年2回(3月・9月)刊行しています。  『…

    JUAA職員によるブックレビュー#22

     こんにちは。評価事業部 評価第1課の中村と申します。入局して10年以上、本協会が実施するさまざまな評価事業に携わってきました。現在は、機関別認証評価(大学評価、…

    固定された記事

    大学基準協会、noteはじめます。

     はじめまして。大学基準協会と申します。  私たちは、大学等の評価を行っている団体で、1947年の設立以来、これまで70年以上にわたって、大学のために、ひいては学生のために、「大学をより良くしたい!」という強い想いで大学を支援してきました。  私たちの理念に賛同してくださっている会員大学は、日本の全大学の半数以上に上ります。ただ、私たちの活動は、まだまだ世の中の人に知られていないというのが現状です。  そこで今回、このような私たちの活動をもっともっと多くの方々に知ってい

    大学の特長、ココにあり!#13「フェリス女学院大学における実社会に即した『リベラル・アーツ教育』の展開」

    取材にあたって フェリス女学院大学では、大学の目的及び使命を「キリスト教を教育の基本方針となし、学問研究及び教育の機関として、女子に高度の教育を授け、専門の学問を教授研究し、もって真理と平和を愛し、人類の福祉に寄与する人物を養成することを目的とする」と定め、「For Others」の教育理念のもと、建学以来、「リベラル・アーツ教育」を中心とした独自の教育活動が数多く展開されています。  今回はフェリス女学院大学の21世紀型の「リベラル・アーツ教育」を推進する「全学教養教育機構

    祝!「大学基準協会note」2周年~2年間の記事を振り返って~

     「大学基準協公式note」は2021年5月28日の開設から早いもので丸2年を迎えました。これもひとえに応援してくださる皆様、記事掲載に協力してくださった皆様のおかげです。今回は2周年企画としてPV(ページビュー)や「スキ」が多かった記事を紹介します(集計日:2023年5月22日)。 人気のマガジンランキング 1位は予想通り「大学の特長、ココにあり!」でした。 本協会で認証評価を受けた大学の1校にスポットを当て、評価結果で「長所」となった優れた取組みを大学に取材し、紹介する

    JUAA職員によるブックレビュー#26

     評価研究部企画・調査研究課の荒川と申します。昨年入局し、評価に関するシンポジウム等の企画や各種調査研究を行っております。  今回ご紹介させて頂く本は、コロナ禍で大学院生活を送っていた際に見つけた一冊です。  中々すごいタイトルですね(笑)。著者のリッチ・カールガード氏はハーバード大学卒業後、ビジネス誌「フォーブス」の発行人にまで上り詰めました。一見、「早期に」成功したビジネスパーソンのように思えますが、若いころには職を転々とし、中々才能を開花させることが出来なかったとい

    JUAA職員の仕事 #6 国際企画室編

    職員自己紹介Q:まずは2人の入局のきっかけを教えてください。 H室長:これまでの方々と同じような話ではありますが、大学のキャリアセンターで求人票を見つけて、大学に届いていた本協会の広報誌『じゅあ』を読みながら、なんとなく興味を持って応募してみようと思ったのが入局のきっかけです(笑)。  私は、もともと大学でリサーチ・アシスタントとして働いていました。そこでは、毎年教員の転籍があることを知り、漠然ではありますが、教員が変わることによる学生への教育の影響を心配することがありまし

    JUAA職員によるブックレビュー#25

     評価事業部評価第1課の若林と申します。入局以来、一貫して大学評価に関わる業務に従事しております。  今回私が紹介させていただく本はこちらです。  この本を選んだ理由としては、これまで生きてくる中で活躍している人を見たときに、「実力って言ったって、その実力を身に着けられるような環境にいたからでしょうが」とでも言いたくなるようなことが何度もあったから、では決してなく、格差社会化の広がりが問題を顕在化させたことによると考えますが、教育学においても、能力主義を無批判に肯定するこ

    2022年度の大学評価について―評価結果の分析(ダイジェスト版)―

    申請大学の状況 2022年度の大学評価では、公立・私立の合計50大学から申請があり、そのうち私立大学からの申請が94.0%を占めています。  また、今年度は、2~4学部を持つ大学からの申請が最も多く、収容定員から見ると、1,001人から3,000人以下の大学が36.0%を占めており、昨年度に引き続き、小~中規模の大学からの申請が多かったといえます。  評価結果については、すべての大学に対して大学基準への「適合」又は「不適合」の判定※がなされますが、2022年度は、申請した

    「大学の特長、ココにあり!」を振り返って

    「大学の特長、ココにあり!」とは? 「大学基準協会公式note」では、「大学の特長、ココにあり!」と題して、本協会が行っている大学評価の結果において、「長所」となった各大学の優れた取組みについて取材し、それらをより詳しく、よりわかりやすくご紹介しています。 記事を振り返るにあたって 2021年5月よりスタートした本企画ですが、延べ12大学にご協力いただきながら記事を掲載してきました。今回は、各大学の取材を担当してきた私がこれまでの取材を振り返るとともに、取材を通じて感じたこ

    大学の特長、ココにあり!#12「武蔵大学における産学連携による学部横断型のゼミナール・プロジェクト」

    取材にあたって 武蔵大学では、「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を建学の三理想として掲げ、この理想に基づいた人材育成を行うための教育研究活動が展開されています。  今回は、学部が異なる学生同士が協働し合い、各々が持つ専門知識を活かしながら企業からの課題に取り組むことを通じて、社会で活躍していくために必要となる多様な視点を身につけることを目的とした「学部横断型課題解決プロジェクト(学部横断型ゼミナール・

    JUAA職員によるブックレビュー#24

     こんにちは。評価事業部評価第2課の本宮と申します。これまで、総務、大学評価を経て現在は専門職大学院認証評価及び分野別評価の業務に携わっております。  私は学生時代、女子大に通っていました。大学では日本史を専攻しており、世間のイメージでいう「女子大の華やかさ」とは距離を置いたところにおりましたが、結構居心地が良かった思い出があります。はたから見ると特殊な環境に見えますが、必然的に学内のあらゆることを女性だけで対応するため、当事者としては男性・女性という性差をそれほど意識してお

    専門分野別の評価における基準の変遷と伝統

     大学基準協会(以下、本協会という。)では、大学・短期大学を対象にした機関別認証評価のほか、専門職大学院を対象とした専門職大学院認証評価や特定の分野を対象とした分野別評価も行っています。  機関別認証評価が大学・短期大学を包括的に評価するのに対し、専門職大学院認証評価と分野別評価は、教育プログラムを評価するものとして、各学部や研究科等における取組みにフォーカスしており、それぞれの分野の特性に合わせて異なる評価基準を用いています。  これらで用いられる分野ごとの基準は、本協会が

    JUAA職員の仕事 #5 企画・調査研究課編

    職員自己紹介Q:まずは2人の本協会での経歴、現在の担当業務を教えてください。 M課長:私は、新卒で入局し、大学や専門職大学院の認証評価業務を担当した後、長年、企画・調査研究課の仕事に携わってきました。  企画・調査研究の業務は非常に幅広く、「企画」という部分では、本協会の評価システムの設計に関する検討や高等教育政策に関する意見書の取りまとめ、「調査」という部分では、協会内の大学評価研究所で実施する調査研究の企画及びその実施があります。  また、調査研究の成果を社会に公表する

    JUAA職員によるブックレビュー#23

     こんにちは。評価事業部評価第1課の新海と申します。  入職後5年間、大学と短期大学の評価を担当してきました。  今回私が選んだ本はこちらです。  私は大学では政策学を学んでいたのですが、もともと心理学やカウンセリングというものにも興味があり、今回こちらの本を手に取ってみました。  本書は、大学で学生相談を担うカウンセラーの方々が書かれた本です。  大学に入ることが特別なことではなくなった今、受験生は世の中にあふれる多くの情報にアクセスし、自分の行きたい大学を選んでいる

    大学の特長、ココにあり!#11「近畿大学における地域や企業の特色を生かした産官学連携の積極的展開」

    ※「産官学連携」・・・企業(産)・行政(官)・大学等(学)が連携して研究開発や商品開発等を行うこと 取材にあたって 近畿大学では、「実学教育」と「人格の陶冶」という建学の精神に基づき、社会連携や社会貢献につながる産官学連携が積極的に展開されています。  今回は、養殖産業の発展に寄与するクロマグロの養殖や、地元企業と連携した商品開発、そして、それらを管轄する「リエゾンセンター」の取組みを中心にお伺いしました。 今回取材する取組みについて(2021年度「近畿大学に対する大学評

    広報誌『じゅあ』における「高等教育トピック」を振り返って

     本協会では、会員大学の教職員や大学教育に関心のある一般の方向けに、広報誌『じゅあ』(以下、『じゅあ』といいます。)を年2回(3月・9月)刊行しています。  『じゅあ』では、毎号「高等教育トピック」と題し、その時々の大学教育において話題となっているトピックを取り上げ、その分野に精通した大学の教職員やその他教育関係者の声を記事として掲載しています。  筆者は、2020年度に入局し、現在まで『じゅあ』の編集を担当してきました。私が編集に携わり始めた時期はちょうどコロナ禍の真っ

    JUAA職員によるブックレビュー#22

     こんにちは。評価事業部 評価第1課の中村と申します。入局して10年以上、本協会が実施するさまざまな評価事業に携わってきました。現在は、機関別認証評価(大学評価、短期大学認証評価)の担当をさせていただいています。  私は、学生時代に日本常民文化を専攻しており、人々の生活の中に残る文化から歴史を考察するため、さまざまな場所へフィールドワークに行きました。多くの人にインタビューをするなかで、どうしたら客観的に分析できるかが私にとっての大きな課題となりました。そんなとき、「質的研究