祝 3周年! 運営メンバー、noteを語る
大学基準協会公式noteが3周年を迎えました!
井上:早いもので、2021年5月にnoteを始めてから3年が経ちましたね。皆さん、今のお気持ちはいかがでしょうか?
蔦:記事を読んでくださる方、フォローしてくださる方などが順調に増えていて、感謝の気持ちでいっぱいです。「大学基準協会のnote、読んだことあります!」とか、「〇〇の記事、面白かったです」などとおっしゃって下さる方もいて、励みになります。
私はnoteの導入が決まって開始する直前に総務企画課に異動してきたのですが、当時の担当者から、本協会の存在や活動が大学関係者以外にあまり知られていない問題を何とかしなければと情報発信の方法を考えていた時、noteというメディアプラットフォームが目に留まり、これだ!と思ったと聞いています。
メインは文章で伝えながらも、画像や動画も入れ込めるというnoteのスタイルは魅力的ですし、文章をよく書く本協会にとても合っていると思います。
井上:私は去年から携わらせていただいていますが、月3本の記事を掲載するという目標を達成しながら3周年を迎えられたことにホッとしています。
記事を月3本アップすることは、決して多くはないですが、各所と丁寧にやり取りをして記事を作成していますので、月末になって慌てるとか、実はけっこう大変な時もあります(笑)。
玉水:私はHPの分析の業務もしているので、本協会のnoteの読者がどうやって記事にたどり着くのかを調べたところ、Googleなどの検索から記事に入ってくる読者が多くなっているのが、過去3年間のデータ推移から分かりました。
これは、毎月3本の記事を3年間アップし続けたことで、検索にヒットするくらい記事のボリュームが出てきたということだと思います。
串田:「石の上にも3年」と言いますからね。私は、この部署に異動してきてまだ3週間ですが(笑)。
担当して改めて本協会のnoteを見ると、多彩なマガジンが充実してきていて、これまでnoteを企画してきた皆さんの努力を感じました。
井上:それでは、今回はよく読まれているマガジンをピックアップして、私たちの想いを語っていきましょう。まずは「JUAA職員の仕事」です。
JUAA職員の仕事
井上:このマガジンは、採用の時期になるとグッとアクセスが増えるのですが、玉水さんは去年、就職活動の時期に読んでくれていましたか?
玉水:はい。もちろん読んでいました。配属予定の総務企画課が携わる仕事についてはもちろんですが、他の課も含めて、協会がどんな業務を行っているのかも理解することができました。
蔦:この記事は、各部署にお邪魔して、それぞれ2、3人の職員にインタビューしました。仕事内容、やりがい、思い出に残っている仕事の他、協会の仕事のどんなところに魅力を感じて入局したかなども、丁寧に聞きました。
串田:協会で働く意義や仕事上の目標などもインタビューしていましたね。同じ職場で働いていても、実は深い話をする機会は限られています。この記事は仕事内容についてインタビューした「仕事紹介」であり、働いている人にも迫る「人物紹介」の記事でもあるのかもしれません。
蔦:「JUAA職員の仕事」は、職員募集のサイトにリンクを貼り、応募を検討する方にこのマガジンを読んでいただくようにしました。実際にほとんどの方が記事を読んで応募されてきますし、これもnoteの活用方法の1つかなと思います。
JUAA職員によるブックレビュー
玉水:「ブックレビュー」は、就職活動の時、とても参考になりました。他社の、社員を紹介する記事とは違い、「ブックレビュー」は、読んだ本を通してどのように考えたかといった、個人の考え方まで書いてありました。どういった考えの人が働いているか、また就職しようとしている職場の雰囲気なども垣間見ることができたのです。
串田:前の部署にいたときは、読者として、他の職員がどんな本を選ぶのか、楽しみでした。「○○さんが、こんな本のレビューを書いていたよ」なんて、職員同士で話題になっていました。読む本や、それに対してどんな感想を持つかには個性が出ますね。関わっている業務によっても、興味や選ぶ本が違っていて、おもしろいと思いました。
井上:本協会の書庫には、高等教育に関する本がたくさん揃っていて、そこから書評を書く職員も多いですね。
また、noteの読者は、読書が好きな方が多いようで、大学関係者以外の方でもこのブックレビューに注目している方がたくさんいます。この「ブックレビュー」が協会のことを知っていただく機会になれば嬉しいです。
大学の特長、ココにあり!
蔦:noteを開設した2021年5月はコロナ禍でしたので、オンラインで取材を行う想定で企画をしました。その後、新型コロナウィルスが5類に移行したこともあって、昨年度は2つの大学にお伺いし、対面取材を行いました。
1つ目は、6月に京都精華大学の特長的な学びである「マンガ学」と、マンガ研究の国際化への取組みを取材するとともに、「京都国際マンガミュージアム」を見学させていただきました。直接お話をお聞きしたり、ミュージアムを見たことで、自分が感じたことを読者に伝えたいという想いで記事を作りましたが、おかげさまでnoteのオススメ記事にも取り上げていただき、多くの方に協会のことを知っていただく機会になりましたね。
井上:同じく、去年の10月には明治学院大学を訪問して、取材させていただきました。その時は、学生が授業の合間にインタビューに参加してくれました。教育活動の主体は学生なので、インタビューでは学生からの感想や反応なども聞くようにしているのですが、文字通り、学生の生の声を聞くことができました。学生が笑顔で話してくれたのが印象的で、充実した学生生活が窺えました。
井上:「ココにあり!」のインタビューでは、毎回その大学のファンになってしまい、高校生の子どもに「○○大学には、こんな良い取組みがあって、こんな成長ができるみたいだよ!」と力説しています(笑)。
蔦:それ、わかります(笑)。インタビューでは、取組みを設計した方や、実際運用している方から、工夫している点や苦心した点などを直接お聞きできるので、評価結果を読んだだけではわからなかった大学の想いを知ることができ、私も取材しながら感動することがよくあります。
串田:私は、先日初めて大学にインタビューをさせていただきました。「長所」となった取組みの具体的なお話を聞けて、充実したインタビューができたと思います。大学評価結果には入りきらない部分をnoteの記事の中で補って、広く、また多くの人に知っていただけるのは嬉しいです。
玉水:今の串田さんのお話は、以前評価の業務をしていたからこその想いですね。「長所」を深堀すると大学案内や公式HPには書かれていないお話が伺えることがありますので、ぜひ、高校生や大学受験生にも、「ココにあり!」を読んでいただきたいと思っています。
noteのさらなる可能性を切り拓く
井上:他にもいくつかマガジンがあって、本協会の成り立ちや大学評価のことなども発信してきましたし、セミナー等のイベントの告知も行いましたね。去年は、評価結果が大学選びに使えることを高校の先生たちに知っていただきたいと、「高校教員のための大学進学セミナー」を開催しましたが、事前にnoteで開催告知しました。
玉水:チラシデータの掲載や、申込フォームのリンクを貼りましたね。noteの活用の幅が広がってきているように思います。
井上:そうですね。セミナー終了後は、進路指導での評価結果の活用例をお話しいただいた静岡県立浜松北高校の大村先生のご講演内容を記事にして、noteに掲載しました。
蔦:伝えたいことを文章にまとめて記事にすることはもちろん、イベント告知や動画を活用した情報発信など、まだまだnoteの活用方法はあると思います。可能性を模索して、もっともっと活用していきたいですね。
これからもたくさんの人に読んでいただくために…
井上:今後、大学基準協会公式noteをより魅力的なものにするために、また、より多くの人に読んでいただくために、抱負を聞かせてください。
蔦:読者の方に興味を持っていただける新たなマガジンを立ち上げ、継続的に記事をアップしていきたいと思っています。先ほどもお話ししたとおり、noteは文章で何かを伝えるときに有効なツールですが、画像や映像も貼り付けられるのが魅力です。今後は、この特徴を十分に生かし、写真や図表のような画像ツールや動画も効果的に使って、視覚的にも理解していただけるような工夫をしていきたいですね。
串田:そうした点を意識して井上さんと今月アップする「ココにあり!」の記事の作り方を検討しました。目で見てわかりやすい!と感じていただけたら嬉しいです。ぜひお楽しみに!
玉水:Googleなどからの検索で、記事にたどりついていただくためには、信頼できる記事がたくさん掲載されていること、つまり、記事の質と量の両方が必要です。大変かもしれませんが、質は落とさず、記事の掲載頻度を維持していければ、記事が増えることで検索での流入数が増え、興味を持った方が「他の記事も見てみようかな」と思っていただく回数も増えていくのかなと思います。
noteで情報発信を行うことの最終的なゴールは、本協会のことを多くの方に知っていただくことだと考えておりますので、少しでも多くの記事を読んでいただくことで、興味を持ってもらえたら嬉しいですね。
井上:私は引き続き、質も量も大事にしながら、心を込めて記事を書いて行きます。今後も、メンバーで力を合わせて、大学基準協会noteを盛り上げていきましょう!
それでは、最後に蔦さん、代表して読者の皆さんに一言お願いします。
蔦:「大学基準協会だからこそ発信できることって何だろう?」「どのような情報が求められているのだろう?」を常に考えながら、面白い、興味深いと思っていただけるような記事を作っていきたいと思いますので、これからも大学基準協会公式noteをよろしくお願いします!