「大学基準協会公式note」開設1周年を迎えて ~編集チーム座談会~
Q1:編集チームとして開設1年を迎えた今の気持ちは?
T:正直に言うと、noteのページを開設するまで、noteのことを知りませんでした(笑)。そのような状況からのスタートでしたが、毎月3本以上記事を投稿することを目標に設定しつつ、どうしたら本協会のことをより多くの方々に知ってもらえるかを常に考えながら取り組んできました。毎月の投稿目標を達成しながら1年間続けることができて本当によかったです。
I:noteのようなメディアでの情報発信は本協会にとって初めてのことで、開設準備は大変でした。開設後も当初は記事を継続して投稿できるか不安でしたが、この1年間、多くの方々にご覧いただき、今は達成感でいっぱいです。
M:このnoteは、協会内外の多くの方にご協力いただきながら運営してきましたので、嬉しさとともにご協力くださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
Q2:noteについてどのような印象を持っている?
T:noteはさまざまな方が多様なテーマで情報発信しており、内容も読みやすく、書き手の想いが伝わってくるような素敵な記事が多くある印象です。
I:noteの社員の方との打合せの際、noteをさまざまな人が行き交う「街」と表現していたのが印象的です。これはその通りでして、我々のnoteにおいても、大学関係者に限らず、さまざまな方に「スキ」やフォローしていただいています。
M:実際にnoteを開設してみての感想になりますが、もともと我々は業務上文書を作成する機会が多かったので、文章で伝えるnoteは非常に使い勝手が良い印象です。また、広告等の掲載が無く、読者の方々が記事に集中できる部分も気に入っています。
T:少し話が変わりますが、我々のnoteでは現在コメント機能をオフにしているので、読者からのリアクションは「スキ」のみに限られています。そのため、それぞれの記事についてどのような感想を抱いているか分からない部分があります。我々が分かりやすいと思って投稿している記事が、読者の方に本当に伝わっているかは気になるところです。
M:今後note上で簡単なアンケート等を実施しても良いかもしれませんね。
Q3:note開設時の具体的な目標は?
T:先ほどもお話ししましたが、毎月3本以上の記事の掲載を目標にしてきました。また、2024年までにフォロワー200人という目標もあります!
I:毎月の目標もですが、まずは1年間続けていくということも大きな目標でしたね。
M:実際のところ、他の業務と両立しながら毎月3本以上は結構大変でしたよね。毎日投稿を続けているユーチューバーの凄さが分かりました(笑)。
Q4:note開設後、協会内外からの反応は?
T:これまでの我々の広報活動は紙媒体が中心で世間的に見るとやや遅れがちな印象だったと思います。そのこともあって、note開設後に「大学基準協会がnote始めたんだ!」と驚かれることもありました(笑)。引き続き、noteの存在を周知していき、多くの方に良い意味で驚いてもらえると嬉しいですね。
I:家族や友人が、本協会の活動を紹介した記事を読んで私の仕事を知ってもらえたことは嬉しかったですね。また、他部署の同期も応援してくれて、活用方法についてアドバイスをもらいました。
M:私も知り合いの大学の方が、「note見たよ!」と声をかけてくれました。また、大学への取材記事は、大学の公式HPやTwitter等でもご紹介いただく機会があり、多くの方にご覧いただけているようですね。
Q5:編集上のこだわりポイントは?
T:本協会のことを知らない人が読んで理解できる、さらには面白いと思ってもらえるように、専門用語は使わないあるいは注釈をつけるなど工夫しています。ただ、気づかないうちに専門用語を使ってしまうこともあり、編集チームで何度も確認しながら掲載するようにしています。
I:多くの方にご覧いただけるように、あまり堅くない文章で伝えることを意識して編集しています。
M:スマートフォンで気軽に読んでもらえるように文字数も意識しています。あとは、文字ばかりが続くと目が疲れるので、画像、写真などを文章の間に掲載するなどレイアウトも工夫していますね。
Q6:運営や編集で大変なことは?
T:3人で運営していますので常に大変かもしれません(笑)。掲載記事については、1つ1つしっかり時間をかけて丁寧に作成しています。特に、大学への取材記事は取材から掲載までに、大学側と何度かやり取りして完成させるのでその分時間がかかります。
I:大学への取材記事は確かに大変ですね。取材内容をそのままお伝えしようとすると、文字数が数万字に及ぶこともありますので、限られた文字数の中でその大学の良さをどのように伝えられるかをいつも意識しながら編集しています。
T:編集に関しての課題でいうと、大分意識してきたつもりですが、文章の「堅さ」という点はまだ改善の余地があると思います。官公庁が開設するnoteなどを拝見すると、良い意味で「ゆるさ」を感じる記事がたくさんあり、親しみやすさを感じます。こうした部分を工夫できれば、我々のnoteももっと読みやすくなるし、身近に感じてもらえるのではないでしょうか。
Q7:思い出に残る記事とその理由は?
T:私の思い出に残る記事は、「特集:もっと知りたい!教えて、大学評価のこと!」です。大学評価を行う部署に長くいたので、自身の経験を広報活動にどう活かしていくかを考えたときに、これまでの知識・経験に基づいて、本協会の評価のことを社会に対して分かりやすく伝えていくことではないかと思い、本記事を企画しました。
I:私は、「特集:大学基準協会とは?」です。これは、若手職員が本協会の歴史について事務局長にインタビューする記事ですが、企画から掲載に至るまでの一連の工程を初めて中心になって担当した記事でした。インタビューでは、本協会が長い間大切にしてきた考え方や大学への想いなどが語られており、まだ経験の浅い私たちにとっても学びの多い内容でした。
M:私は、「JUAA職員によるブックレビュー」です。noteで本協会を紹介する上では、各事業の説明に留まらず、そこで働く職員も紹介したいと考えました。ただ、単に職員のプロフィール等を紹介しても面白くないと思い、各職員が教育関連の書籍からお気に入りの一冊を披露しながら、自らについて紹介していくような形式を企画しました。本の選定段階から各職員の興味関心が表れていて、高等教育分野に限らずさまざまな書籍が紹介されています。
Q8:これまで投稿した記事のオススメの読み方は?
T:本協会の事業や歴史について知っていただくには、「特集:大学基準協会とは?」や「基準協会コラム」あたりがオススメです。実際の評価について知りたい場合には、「特集:もっと知りたい!教えて、大学評価のこと!」がオススメですね。一方で、本が好きな方には「JUAA職員によるブックレビュー」からご覧いただくのもオススメです。是非それぞれ興味のある記事からご覧いただき、たくさんの記事に目を通していただきたいです。
I:大学の優れた取組みを取材した「大学の特長、ココにあり!」は、大学選びの参考になるような情報も掲載していますので、是非高校生にも読んでもらいたいです。
M:「大学の特長、ココにあり!」で取材する取組みは、評価結果において高く評価された取組みになります。記事では、実際の評価結果へのリンクが貼られていますので、その内容もご覧いただけると嬉しいですね。
Q9:「大学基準協会公式note」を今後どのようにしていきたい?
T:トップページのnoteの説明文では、「もっと身近に」「もっとわかりやすく」を掲げています。引き続き、この「もっと」という部分を意識しながら、読者の方々にとって身近で分かりやすい記事を発信していきたいです。
I:このnoteがより多くの方に注目してもらえるように、少しキャッチーな内容の記事にも挑戦していきたいと思っています。
M:本協会は、評価を通じて大学の質を社会に保証していく活動を行っています。こうした活動を有効に機能させるためには、質の保証元である我々自身の認知度を高めていくことが欠かせません。noteを通じて、より多くの方に大学基準協会という存在を認知していただけるように情報発信のさらなる充実に努めていきたいです。
Q10:最後に、読者の方々に一言!
T:ご覧いただきありがとうございます。今後もさまざまな記事を発信していきますので、是非「フォロー」して読んでいただけると嬉しいです。
I:皆様からいただく「スキ」を励みに1年間続けることができました(笑)。今後ともよろしくお願いします。
M:1年間コンスタントに記事を投稿できたのは、それを読んでくださる読者の皆様のおかげだと思っています。引き続き、どうぞよろしくお願いします。