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大学進学セミナーを開催しました

 2023年11月18日に、高校教員を対象とした大学進学セミナーをオンラインで開催しました!

 大学基準協会が高校教員向けのセミナーを開催するのは初めてのことでしたが、たくさんの高校教員の方にお申込みいただきました。


講演内容

 講演①「新たな時代に向けて変化する大学の今~高・大・社接続に向けて~」では、株式会社リクルート 進学総研所長/『カレッジマネジメント』 編集長の小林 浩 氏より、第4次産業革命やグローバル化等によって大学は新たな社会課題への対応が求められ、3つの方針に基づく教育の実施やそうした教育の質保証等の教育改革が行われていること、また学校から社会へのより良い接続を目指して高校教育・大学教育・大学入学者選抜の三位一体となった教育改革が必要であるとのお話がありました。

株式会社リクルート 進学総研所長/『カレッジマネジメント』 編集長の小林 浩 氏

 また、講演②「大学評価でわかる!志望校の長所と課題」では、本協会常務理事/事務局長の工藤 潤より、2004年度から始まった認証評価制度の概要や、認証評価結果の構成、読み方等について説明があり、認証評価結果からは、大学のホームページやパンフレットからは得られない大学の長所や課題についての情報を入手できるとのお話がありました。また、認証評価結果については、各評価機関のホームページに掲載されていることや、本協会ホームページの「長所・特色検索ページ」を用いて、大学評価で認められた大学の長所・特色を閲覧できるというお話もありました。

本協会常務理事/事務局長の工藤 潤 氏

 最後に、講演③「後悔しないための志望校選び」では、静岡県立浜松北高等学校教諭の大村 勝久 氏より、高校教員としてこれまで進路指導に関わってきた経験を踏まえ、大学調べや大学研究が重要であること、そのための手段として、偏差値などの大学ランキングとは異なる認証評価結果から得られる情報が有益であること、またご自身が認証評価結果をどのように進路指導に役立てているのかなどについてお話しいただきました。

静岡県立浜松北高等学校教諭の大村 勝久 氏

参加者の声

 終了後のアンケートでは、

大学調べ、大学研究に認証評価を用いることで、進路指導の幅が広がることを理解できた

大学評価の活用について専門の方の話を拝聴できたのは、貴重な経験でした

今後も参加していきたい

といった嬉しい声をたくさんいただきました。

 ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

私たちの思い

 大学基準協会は、大学の質の向上に向けて、大学の評価や調査研究等に取り組んでいますが、その活動はあまり社会に知られていないのが現状です。特に、設立以来長年にわたって実施している大学評価は、大学関係者や高等教育に詳しい方々が第三者の視点から丁寧に評価しており、公表している評価結果は大学に関する貴重な情報源であることから、高校の先生方に進路指導で活用していただきたいという思いがありました。

 今回のセミナーが大変好評だったことから、今後も継続的に開催し、全国の高校の先生方に有益な情報を届けていきたいと思います。

 最後に、この場をお借りして、ご後援いただきました文部科学省、全国高等学校進路指導協議会、各機関別認証評価機関に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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