大学基準協会の概要
大学基準協会には、「評価事業」「調査研究事業」「国際化事業」という大きく分けて3つの事業があります。この記事では、本協会の事業や取組みに関する概要について簡単にご紹介していきます。
大学基準協会(Japan University Accreditation Association:JUAA)は、1947年に、アメリカの評価団体をモデルに、当時の国・公・私立大学46校が発起校となって設立された大学団体です。
現在は、国・公・私立大学の半数以上が正会員または賛助会員として本協会に加盟しています。
▼会員制度の概要ページ
つづいて、本協会の主な活動についてお伝えしていきます。
評価事業
私たちは、「大学をより良くしたい」という想いを胸に、今あるべき大学像を見据えながら、そのために必要な教育や研究に関する基準を作り、その基準を用いて評価を行っています。
評価の対象となるのは、大学、短期大学、法科大学院等の一部の専門職大学院等です。
こうした評価活動は、会員大学の教職員の方々をはじめとする多くの大学関係者の協力の下に実施されています。
(評価基準に「適合」した大学に交付する認定マーク)
(令和元年度 評価に関する実務説明会の様子①)
(令和元年度 評価に関する実務説明会の様子②)
(JUAA 70th Anniversary Business School Symposiumの様子)
(第2回JUAA公衆衛生大学院ワークショップ の様子)
▼評価事業の概要ページ
▼評価結果検索ページ
調査研究事業
「大学をより良くしたい」という想いを実現するためには、「良い大学」の要素を検討する必要があります。本協会には、「大学評価研究所」という組織があり、ここで国内外の大学に関する最新の事例等について調査・研究を行い、その成果を評価活動に還元するようにしています。
また、研究成果は、シンポジウム、セミナー等の開催や書籍等の刊行によって、社会に公表しています。
(令和元年度 大学・短期大学スタディー・プログラムの様子)
(第6回学長セミナーの様子)
(オンラインによる第7回学長セミナーの様子)
(『JUAA選書』、『大学評価研究』、『大学職員論叢』)
国際化事業
いまや大学の諸活動は国内に留まらず、国外にも広がっています。冒頭でも触れた「大学をより良くしたい」という想いを実現するためにも、本協会では海外の評価機関と共に評価を行うなど、国際連携にも注力しています。
(台湾評鑑協会と共同で実施するInternational Joint Accreditationの認定式)
(台湾評鑑協会、タイ教育基準・質評価局との合同職員研修の様子)
▼国際化事業の概要ページ
▼共同認証プロジェクト
その他(広報活動)
本協会には広報活動を中心とした部署があり、広報誌『じゅあ JUAA』の刊行や、note、Twitterの運営等を行っています。主に最新の高等教育トピックに関する情報や本協会のイベント情報等を発信しています。
▼広報誌『じゅあ JUAA』のページ
▼大学基準協会公式Twitter
ここまで簡単に本協会の事業について紹介してきましたが、本協会のことをもっと知ってもらいたい!ということで、6月からは本協会の事業の原点に迫る「特集:大学基準協会とは?」をお送りいたします。第1回目は「(1)大学基準協会の成り立ち」について、深掘りしていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!