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座談会~女子の学びをデザインし、変革を続ける女子大学~

 1948年に、5つの女子大学が設置認可されて以来、その数は急激に増えていきました。現在(2023年度)は全大学の9%にあたる73校が女子大学ですが、時代の移り変わりに伴い、女子大学が育成する人材像や女子大学における学びは大きく変わってきています。
 今回の座談会は、国・公・私立の女子大学の学長にお集まりいただき、近年の学内改革や女子大学の魅力、そして今後女子大学が果たすべき役割等についてお話しいただきました。大学選びにおける重要なポイントや女子高校生に送るメッセージなどもあります。

座談会参加者

※肩書等は座談会当時のもの

女子大学の現状について―三女子大の場合―

――はじめに、先生方の大学について簡単にご紹介をお願いします。(髙橋)

佐々木(敬称略、他の先生も同じ):お茶の水女子大学は、1875年、前身の東京女子師範学校が日本初の官立の女性高等教育機関として設立されたことを起源とし、以来、約150年にわたってグローバル女性リーダーを輩出してきました。現在日本に2校のみの国立の女子大学であり、その時代の社会の要請に応えること、より良い社会の実現に寄与することが、本学の果たすべき役割として取り組んできました。

有形文化財 お茶の水女子大学 本館

向井:公立の女子大学も現在日本に2校のみであり、福岡女子大学はそのうちの一つで、「次代の女性リーダーを育成」を基本理念に掲げて教育に取り組んでいます。ちょうど昨年、創立100周年を迎えたところです。
 本学の前身である福岡県立女子専門学校は、福岡の地元の女性たちが中心となって設立した非常に珍しいルーツを持った大学です。女子専門学校を設立する前は、高等教育を受けようとする女子は、関西や関東圏に行っていたそうです。このため、若い人材を県外に流出させてはいけないと、女性たち自らが声を上げ、各界の支援を得て県の教育行政を動かし、公立女子専門学校の設置を勝ち取ったと聞いています。いわば女性たちのリーダーシップによって設立された大学です。

福岡女子大学附属図書館

髙橋:津田塾大学は、津田梅子が「男性と協同して対等に力を発揮できる、自立した女性の育成」を目指して創立した私塾から発展した私立大学です。津田梅子は、女性の地位を高める女子教育の推進によって、日本の発展に寄与してきました。その精神は、世代を超え、今日まで脈々と受け継がれており、現在は2030年に向けて「変革を担う、女性であること」をモットーにジェンダー平等の実現に貢献できる女性の育成を目指しています。

津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス

――近年、女子大学ではさまざまな改革が行われ、育成する人材像や学べる分野なども変わってきていますが、先生方の大学では最近どのような改革がなされていますでしょうか?(髙橋)

佐々木:今日、理系女性の育成推進が議論されていますが、本学では旧来からある理学部に加えて、2024年4月に共創工学部を新設します。日本の社会には、解決すべき様々な課題がありますが、工学の分野に女性が参画することで、女性の視点から新たな課題を見つけ、社会のウェルビーイングの実現に貢献したいという想いがあります。

 また、2022年4月、理工系の女性人材を一層増やしていくため、学内に「理系女性育成啓発研究所」を設置しました。女子中高生に理工系分野への進路選択を促すために、女子生徒やその保護者を対象としたセミナーやシンポジウムを開催したり、理工系の大学で学んだその先のキャリアパスを考える機会を提供したりするなど、大学入学前からの理工系人材の育成にも努めています。

向井:本学では、基本理念である「次代の女性リーダーを育成」を具現化するため、「リーダーとは?」を学び、考え、実践する「リーダーシップ開発系」科目群を開講しています。
 また、女子大学であるからには、女性を応援する大学でないといけません。在学生はもちろん、社会で活躍する女性、家庭で仕事をしている女性を応援するために2022年に「女性リーダーシップセンター」を設置しました。同センターでは、リーダーシップに関する教育・研究や社会貢献を通じて、女性リーダーシップ教育における日本の拠点となることを目指しており、地域企業の指導層を目指す女性への研修やリカレント教育も実施しています。

髙橋:本学では、伝統が息づく郊外型の小平キャンパスに加え、2017年には都心の千駄ヶ谷の新キャンパスに社会科学系の総合政策学部を設立しました。新学部ではデータサイエンス、ソーシャルサイエンス、英語力、この3つの力で課題解決ができる学生の育成を目指しています。また、既存の国際関係学科に加え、フィールドワークを柱にした多文化・国際協力学科も立ち上げました。

 理系の学びとしては、2006年に時代に先駆けて情報科学へのアプローチを図りました。さらに、学外学修・キャリアセンターなどを立ち上げ、女性と女子学生をエンパワーしていく体制を整えています。

女子大学の魅力

――それぞれの大学で社会の要請に沿った女子大学ならではの取組みが進んでいると言えますが、その一方で、共学志向が強まり、女子大学を選ぶ高校生が減ってきているとも言われています。学長として女子大学を運営する中で、女子大学の魅力はどこにあるとお考えでしょうか。(髙橋)

佐々木:その時代の女子の教育に必要なものを追求し、学びの環境を提供していることが女子大学の魅力だと思います。女子大学は女性を応援していますし、大学生活において性別で差別を受けることや不利益を被ることは決してありません。
 また、我々が時代に即した新しい取組みに果敢に挑戦できるのは、女性が高等教育を受け、社会で活躍することが困難であった時代に「女子に教育を」と考えた先人がいて、そして長い間、女子大学が真剣に女子教育に取り組んできたからだと思います。女子大学にはそういった誇るべき歴史と伝統を感じられる魅力があると考えます。

向井:女子学生にとって、女子だけのキャンパスは、心理的に安心・安全が得られるものです。本学の場合、教職員も約半数が女性です。女子大学では、女子が率先垂範してリーダーシップを取ってことを進めない限り、物事が進まない環境にあります。
 
 男子の振舞いを気にすることなく、女子だけで課題を見つけ、議論し、主張し合い、行動を起こせる、そうした女子学生の成長を促す環境が魅力となるはずです。

髙橋:大学での4年間は、20歳前後のクリティカルな段階において性役割を無意識に身に付けてしまう時期でもあります。女子大学では、「自分が異性からどういった評価を受けるか」ということを過剰に意識せずに、また日本のジェンダーロールを擦り込まれずに過ごせる大きなメリットがあります。実際に、私は共学の高校から津田塾大学に進学し、全国から集まった志を同じくする女子に囲まれ、ジェンダー・バイアスが溶かされるような、アンコンシャス・バイアスを脱ぎ捨てるような経験をしました。

 また、様々なロールモデルが放つ光を受けてキャリアプランを考えられるのも、女子大学の魅力の一つです。私自身、女子を中心に置いた環境で過ごした4年間は人生の基盤になっています。当時から津田塾大学には女性教員が多く、日常的に様々なロールモデルと接する機会があり、このような経験が自身の大学院進学や海外大学への留学につながっていきました。

女子大学が果たすべき役割

――このように女子大学は様々な魅力に溢れているにも関わらず、昨年、複数の女子大学が学生募集を停止するという報道がありました。女子大学という大切な選択肢が一つ、また一つと減っていくのは残念なことです。今後女子大学の果たすべき役割や存在意義については、どのようにお考えでしょうか?(髙橋)

向井:先ほどの話と重なりますが、女子のみの場で教育が行えるということは、女子大学ならではの強みであると思います。一例として、本学の「女性リーダーシップセンター」が開催した研修に参加した方からの感想を紹介したいと思います。

~女性だけの安心できる環境で発言できたことは、非常に有意義でした。
 社会に出ると、男性を軸に動いている社会・会社が待っている。そこに、
 対立する軸を立てるために、女性の視点が必要だということに気が付きま
    した。~

 つまり、まずは女性の観点、視点で社会を冷静に見極め、批判する。そして男性中心の社会に対して、対立的な価値を提供する。女子大学の、女子だけの環境は、それを醸成する絶好の場だと思います。この感想を聞いて、私自身も女子大学の存在意義について再認識したところです。

佐々木:近年では、人々の多様性を尊重し、公正にすべての人を受け入れる考えのダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)や、女性の活躍の推進がさかんに言われるようになり、様々な取組みが行われています。
 しかし、日本の現状はジェンダーギャップ指数にも見られるようにまだまだ不十分で、今後はさらなる推進が必要となっています。このような状況の中、女子大学は比較的小規模な大学が多いのですが、こうしたDEIを推進する大きなエネルギーとなるべき存在だと考えています。

髙橋:女子大学の果たすべき役割や存在意義について語る前に、大学を女子大学か共学大学かで分けるのではなく、ジェンダー平等を達成している大学かどうかの視点で見ることも大事になってくると思います。下の図の通り、日本の大学教職員、特に管理職は圧倒的に男性が多く、ジェンダーバランスが保たれていません。「共学」大学とは言え、男性優位の大学が多く存在しています。上位職に行くに連れて男女のギャップが「ワニの口」のように開いています。

出典:河野銀子「日本における女性学長の実態と政策課題」
髙橋裕子・河野銀子編著『女性学長はどうすれば増えるか』(東信堂 2022, 12-23)
p21.を更新して河野氏がグラフ作成

 一方、女子大学には女性教員や管理職が比較的多く在籍しており、女子大学で学ぶ学生は相対的にジェンダーバランスが保たれた環境を目にしているのではないかと思います。これは女子大学で学ぶメリットの一つでもあります。
 また、佐々木先生がお話しされた通り、女子大学は女子学生のためのカリキュラムを作り、女性が直面する課題を意識した効果的なキャリア支援を実施しています。例えば、「キャリア入門」の授業で卒業生を呼べば、共学大学の場合には男性のゲストが多くなってしまうと思います。それが本学の場合ですと全員が女性で、多種多様な女性の生き方、働き方を学生たちに示すことができるのです。

 こうした実績は、ジェンダーギャップの大きい日本社会を変革するための大きな力になるはずです。女子大学の存在意義はこの点にあると考えます。そして、自分自身の人生を主体的にリードしながら成長していける場として、女子大学は存続し続ける意義があると思っています。

一人ひとりに合った大学選びの重要性

――大学4年間の学びは、その後の人生に大きな影響を与えるものなので、自分に合った大学を探すことはとても重要だと思いますが、先生方は大学選びにおける重要な点をどのようにお考えでしょうか?(髙橋)

佐々木:受験生には、自分が学びたいことや大学で経験したいことを考え、そのような環境が女子大学にあったとしたら、ぜひ女子大学を選んでほしいと思っています。女子のための教育を考えている女子大学を選ぶことで、4年間の学びはより充実すると思います。

有形文化財 お茶の水女子大学 講堂 徽音堂(きいんどう)

向井:先ほど佐々木先生も仰っていましたが、女子大学の多くは小規模校ですので、これを強みとして様々な試みを行っている大学も多いのではないでしょうか? 例えば本学では、「共住共学」をモットーに、初年次生は留学生を含む4人部屋での寮生活を必須とする全寮制を導入しています。寮での生活体験は、家族を離れた学生に程よい孤独を与え、自己確立の一助となります。また、仲間意識を育み、チームやグループ力の大切さを会得する機会につながります。ぜひ女子大学や小規模校にも目を向け、学問以外においても4年間で自分を成長させられる環境を選んでほしいと思います。

福岡女子大学 国際学友寮 なでしこ

髙橋:私は、自分に合う大学を探すことがとても重要だと思います。私の場合、女子大学は自分にとてもフィットしていました。大人になろうとしている段階で、女子大学で本当に多くの女性のロールモデルに出会えたことが、今の私自身につながっています。

 大学では、学ぶコンテンツだけでなく、そのコンテンツを語る人、示す人がどのような人であったかも、女性の成長や将来の展開に大きな影響を与えるのです。

津田塾大学 ~Empowering Women to Make a Difference~

これからの女子大学

――話し合う中で、女子大学の魅力や存在意義を再確認できましたが、これから女子大学が輝き続けるためには、女子大学の魅力や大学選びにおける重要なポイントを積極的に発信し続けていかなくてはなりませんね。(髙橋)

佐々木:少子化の時代ですから、どうしたら女子大学を選んでもらえるかを考えるのは当然ですが、女子大学ならではの学生の成長や、在学生や卒業生に女子大学は高く評価されていることなどを発信していく必要があると思います。
 また、いわゆる男女雇用機会均等法が1986年に施行されて間もなく40年になります。施行初期の頃に社会に出た人は60歳になるというのに、管理職の女性比率は決して高くはありません。このように社会や人の考え方を変えるには本当に長い時間がかかります。ジェンダーギャップの改善には100年以上かかると言われていますが、私たちは、その100年先を見据えて、長いスパンで女子教育をしていかなければいけない、そしてそのためのニーズに応えられるものを女子大学が持っているということを発信していくために、今こそ女子大学は力を合わせていかなければなりません。

お茶の水女子大学 学長 佐々木 泰子先生

向井:学内の調査によれば、本学を選んだ理由として「女子大学だから」と回答した新入生は2割以下です。しかし、卒業時には、多くの学生が口を揃えて「この大学で学べて、女子大学で良かった」と言ってくれます。これはどうしてなのかと考えると、今、ここで話したような女子大学の魅力が、在学中の学生にしっかり伝わっているのだと思います。これからは、こうした事実をより多くの方々に伝えていくことが重要であると考えています。

 いくつかの女子大学が共学化する中で、本学は女子大学であり続けることを選択しています。限界は意識した上で、社会の変革とニーズに対応しながら、女子大学だからこそ可能になる事柄を明確にし、教職員が必要と考え、それを女子学生が必要とし、そして社会も必要とするよう、説得的に提示しなければならないと思います。

福岡女子大学 学長 向井 剛先生

髙橋:本学の卒業生も、「女子大学で学んだことで、自分たちが想像していた以上の長い伸び代を得られた」「期待以上に伸びたことに驚いている。女子大学で学べてよかった」と言ってくれます。
 リーダーシップを発揮しながら積極的に授業や課外活動に取り組める女子大学の環境は、本学に限らず女子大学全体で高く評価されています。日本のジェンダーギャップの厳しい状況を乗り越えるためにも、女子大学同士、さらに結束して女子大学の存在意義をより一層社会に示していくべきです。

津田塾大学  学長 髙橋裕子先生

佐々木:あまり知られていませんが、戦後の女子大学の発展に大きく関わった「女子大学連盟」があり、現在28の女子大学が加盟しています。先日も、女子大学が連携をより一層強めていくことを総会で確認したところです。

 髙橋:私は「女子大学連盟」の議長を務めていますが、2023年10月の総会で話し合った内容を踏まえ、「女子大学連盟議長報告」をとりまとめて公表しました。佐々木先生がおっしゃるように、女子大学の躍進や魅力の発信に向けて、女子大学が力を合わせていくことは非常に重要だと思います。1つひとつは小規模な女子大学でも、一致団結することで大きな力になりますので、今後はより一層協力し合って行きましょう!

2023年度女子大学連盟総会議長報告

女子大学は連携し、前進します
 2023年10月14日に82回目の女子大学連盟総会が津田塾大学小平キャンパスで開催されました。女子大学連盟は、戦後、女子の高等教育機関が大学に昇格する際に組織されました。加盟大学は28校の女子大学で、その目的は、「相互の密接な連絡のもとに、女子大学教育の質の向上を図り、併せて内外教育機関との関連と協力につとめること」です。
 
 今総会では、女子大学の意義や女子大学で培われるリーダーシップについて各大学の取組等の紹介が積極的に行われました。今後、女子大学間の連携がよりいっそう重要になることを踏まえつつ、協力しあって前進していくことを確認いたしました。
 
 世界経済フォーラムが毎年発表するジェンダーギャップ指数で低迷している日本社会において、性役割を意識することなく、のびのびと学び、課外活動にリーダーシップを発揮して自律的に取り組める女子大学の環境は、女子大学を経験している学生や卒業生の幅広い世代の女性に高く評価されています。また、組織や集団における「リーダーシップ」のみならず、自身の人生を主体的に「リード」しつつ成長することを望む学生にとっての大切な選択肢として、女子大学は存在し続ける意義があります。卒業生対象の調査で「女子大学で学んでよかった」と回答する数値が伸びているというデータを示してくださった女子大学もありました。
 
 女子大学では女子学生を中心にしてカリキュラムを作り、女性が直面する課題も意識しつつ効果的なキャリア支援につなげています。多様なロールモデルを示しながら、学生をエンパワーすることで、ジェンダーギャップの大きな社会においても、この状況を変革できるよう、確かな実力を培っています。そのためにも女子大学は世界や社会、地域の状況にアンテナを高くはり、女性のニーズに応えられるよう、その他の教育機関と連携を図り、刷新し続けてまいります。
 女子大学連盟総会の議長として本総会での活発な議論を以上の通り整理しご報告いたします。                 2023年10月31日                      
                     津田塾大学学長  髙橋裕子

女子高校生へのメッセージ

――最後に、これから大学進学を考えている全国の女子高校生に、メッセージをお願いします。

佐々木:大学では「女性だから・・・」というアンコンシャス・バイアスにとらわれず、勉強や留学、リーダーシップを取る経験など、様々なことに積極的に取り組んでほしいと思います。女子大学は先生方や先輩、そして友達が、そんな挑戦をするあなたを待っています。

お茶の水女子大学 正門

向井:女子には男子とは異なる考え方や価値観があると思います。男性が中心に形づくってきた社会の在り様は、今、女性による刷新を求めています。例えば、既存の学問分野であっても、そこに女性の立場から生活者の視点を入れ、研究することで、新しい成果が生み出せるはずです。女子大学も大きく変わり、文理にわたる学問領域が学べます。大学の特色をよく調べ、自身の興味関心を十分に育むことができる大学を探し当ててください。
 「多様性」を求める今の社会に応えて、女子大学で、自分軸をしっかり持ち、地域社会や国際の舞台において貢献を目指す女性となっていただきたいと思います。

福岡女子大学 正門

髙橋:大学進学のキーポイントは、自分自身にフィットした大学/学校選びです。つまり、自身が快適だと感じられる環境で、思う存分に成長できる教育空間を主体的に選ぶという意識です。偏差値や、共学か女子大学か、といった基準だけで判断してしまうと、本当に自分に合った大学選びができなくなる恐れがあります。
 皆さんが暮らす社会は、ジェンダー平等の実現がまだまだ立ち遅れています。社会に出るまでの大学での4年間で、女性の可能性と力を信じ、あなたの将来の姿を思う存分に描いてみてください。Believe in women!

津田塾大学 

※本記事は、広報誌『じゅあ JUAA』(第72号別冊/2024年3月)に掲載した内容を一部修正し、再掲したものです。


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